Diary (思い出の記録)Vol,2
     <01・1月〜2003・12月>

2001・1月25日
    「夢紡ぐ綾ー母と娘のデュエットー」、出版。母との共著はこれが初めて。
   〃,東京・あかね書房よりカナダの絵本「スマッジがいるから」の翻訳依頼。
   2月16日
    
母方の姉で最愛の伯母、死去。(享年・78)
    カナダの絵本HOW SMUDGE CAME『スマッジがいるから』の翻訳・出版に着手して
   いた最中の訃報であった。
   4月 翻訳終了。校正のため、編集局長とのメールのやり取り開始。
   6月 第2冊目の絵本「スマッジがいるから」を翻訳・出版。初めての体験。
   8月 梅原司平コンサートin国分市民会館。花束贈呈。
   9月19日
    鹿児島県の福祉広報誌「ありば」(英語のBarrier「バリア<障壁、壁>」を逆さに
   読んだもの)の取材依頼。
   〃,22日、梅原司平30周年記念コンサートin東京(中野サンプラザ)
     コンサートなど、詳しい情報はプラナ企画のHPまで。
  10月7日
    
NPO法人療育センター「燦燦」の開所式in島根。
    前の島根大学障害児教育教室教授・佐藤比登美先生と平田市内で再会。
   〃,鹿児島県の福祉広報誌・「ありば」に掲載。
   〃,日本作文の会「作文と教育」(新年特集号)の原稿依頼。しかも原稿用紙で25
    枚!
  12月 同、脱稿。新年特集号に掲載

2002・1月16日
    南日本新聞コラム「一筆啓上」の原稿開始。
  
 〃,初日の原稿完成。8日には掲載される。今年は6月まで一筆啓上の原稿書きは
    続く。
   2月 2回目、19日に掲載。新聞の休刊のため、予定日より1日遅れ。
   3月 3回目、26日に同掲載。
   4月 4回目、30日に同掲載。
   5月18日
    熊本県人吉市、おこば保育園でのスピーチ&交流。
    保育園でのスピーチは初めてであったが、お昼寝途中のかわいい子どもたちの寝姿を
   見ることができた。
    この園の園長先生であり、住職でもあるご主人の大歓寺で初めての鐘つき体験をさせ
   て頂いた。その鐘の音はどっしりと心に響くものだった。
    翌日、家族三人で球磨川下りをした。気持ちのいい川下りだった。
   6月 5回目、半年間に続いたコラムもついに脱稿。11日に最終稿が掲載される。
  11月14日
    
岩崎ファミリー、来鹿。
    長島美術館内のレストランで昼食。楽しかった(^^)。
   〃,18日、鹿屋市立大姶良中学校(日当山中学時代の体育担当・二川明美先
    生の前任校)でスピーチ&交流。
     スピーチのあと、1年3組の生徒の皆さんが校内の音楽室で放送中のNHK連続
    テレビ小説「ちゅらさん」の主題歌で、キロロの歌うベストフレンドを特別披露してくれた。
    感動のあまり思わず涙が出てしまった。
     また、体育館でも踊りを披露。テレビ画面では見られない南中(北海道の稚内市
    立稚内南中学校の校名)ソーランの迫力満点の踊りを生で見て大感激。
   〃,28日、元カナダ大使夫人のコピソン珠子様(バンクーバー在中)と日本カナダ
    友好協会鹿児島支部の小園様との出会い(溝辺町・鹿児島空港)
     コピソンさんは私が英訳・出版したカナダの絵本HOW SMUDGE CAME「スマッ
    ジがいるから」をはじめとする200冊以上の絵本を現地のサイモン・フレーザー大学を
    通じて日本の国会図書館内の国際子ども図書館に寄贈された方だ。
     当時、同大学の異文化言語センターで日本部の部長をしておられていたこともあ
    り、貴重なお話を聞くことができた。
 
  12月7日
    
わが町・隼人町の人権啓発推進まちづくり講演会(隼人町環境改善センター)
    家族三人の載ったとてもきれいなカラー写真つきチラシやポスター、垂れ幕があちら
   こちらに下がり、部落の有線放送やヘリコプターでも宣伝して下さった。
    その時の写真を額縁に入れて下さり、後日には講演会のあとのアンケートが届く。な
   かには「こんな身近な隼人町に岩元綾さんがいることを誇りに思った」という感想もあり、
   心強く感じた。
   〃,26・27日、九民研(九州民間教育研究会)in鹿児島・霧島(霧島ロイヤ
    ルホテル)
     開会セレモニーで大姶良中学校(11月18日に訪れた講演先)の皆さんが南
    中ソーランを披露。躍動感と若さ溢れる彼らの踊りにのり、750名を超える多数の
    参加だった。
     研究集会の分科会で、HOW SMUDGE CAME「スマッジがいるから」を初披
    露。講演疲れもあり、不本意な発表だったが、勉強になった。

 
2003・1月20日
    2001年(18年前)、ダウン症児親の会「ちゅうりっぷ」の創立20周年記念講演
   会(東京・練馬)でお世話になった前会長の倉園様をはじめ親の方々と1年4ヶ月
   ぶりに再会。
    一緒にいわさきちひろ美術館に行った。そのあと、望月健太郎くんの喫茶店へ。
    名は「ノスモ」。なんともおもしろい名前の店だが、お気付きの方々はご存じだろう
   か。なんと英語のNo Smoking(禁煙:ノー・スモーキング」)の頭文字「ノ・ス・モ」
   をもじったものなのだ。タバコのない健太郎くんのシンプルな喫茶店で話が弾んで楽
   しいひとときだった。

   2月16日
    
故、伯母の三回忌。
   3月
 西日本新聞の取材に江田様、来訪・取材。30日に掲載。
   4月26日
    
診断と治療社編集部の土井様より「小児科診療」の原稿依頼。(埼玉県立
   小児医療センター遺伝科の医師の大橋博文先生の企画)

   6月20日
 
   
西日本新聞系列TVQテレビ(株式会社「匠塾」)の製作番組「九州の女」
   の松本様ご一行、来訪・取材。
    同番組、放映。

   〃,23日、
ダウン症児親の会「ひまわり会」10周年記念講演会in福島。
     会長・菅野様との出会い。
     講演会後の懇親会で子どもたちとSMAPの「世界に一つだけの花」をカラオケ
    初体験。私のお気に入りのCDコレクションに加わって感激(^^)
     NHK福島放送で大きく放映。

   8月29日
    「小児科診療」(診断と治療社)の原稿、脱稿。
    この日はN響(NHK交響楽団)のコンサートだったので、息抜きに家族三人で
   市内の市民文化センター(宝山ホール)へ。
    どの曲も生で聞くことができて感動的なものばかりだった。チェリストで故・徳永兼
   一郎さんのご実弟:二男さんのバイオリンの音色がとてもよかった。

   9月 劇団・民芸の「アンネの日記」を初めて観劇。
     以前に「アンネの日記」(アンネ・フランク著ー文藝春秋)の文庫本を持って
    いて内容は知っていたが、ワンシーンずつ抜粋されていてつなぎが少し分かりづら
    いところもあった。演技派の日色ともえさんや奈良岡朋子さんなどのすばらしい俳
    優さんが出演していてとてもよかった。握手したかったなあ・・・
  11月 『診断と治療社』編集部担当の土井様より医療機関誌「小児科診療」
    医学書出版)の校正が届く。2004年1月に掲載される予定。
   〃,27日、無名塾のミュージカル「森は生きている」を観劇。
     音楽・池辺晋一郎さん、美術・妹尾河童さんというすばらしいタッグで見ご
    たえのあるものだった。なかでも役者生活50年を迎える主宰者の仲代達矢さ
    んと娘さんの奈緒さんという父娘共演も見ることができて、とてもおもしろかった。
  12月 両親の最初の本「走り来たれよ、吾娘よ〜夢紡ぐダウン症児は女子大生
    〜」に登場して下さり、私の幼稚園・大学時代に大変お世話になった吉川先
    生、逝去。家族三人で鹿児島市内の斎場へ。告別式に参列。

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